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シンポジウム・『トンボ塾』案内

邪馬台国シンポジウム
「邪馬台国をめぐる国際関係−2・3世紀の東アジアと倭の交流」

ご参加各位様

 今回のシンポジウムは「魏志倭人伝」とは中国の正史、「魏志東夷伝」の一部であり、魏・蜀・呉という中国の三国を背景としてその蕃夷(中国にあらず夷)に関して書かれた一部であるにすぎないことをまず再認識しようという意図で企画したものでした。

 魏志倭人伝は「邪馬台国はどこだ」という現代的日本人が問題とする解答を解くヒントを提供するとはいえ、当時にあっては倭に向けて書かれたものではなく著者・陳寿の意図はあくまで魏王朝に読まれることを目的に編集されたものであるということ。紐解けば現在の中国江南・洛陽・遼東半島、北朝鮮、極東ロシア、韓国のという現代的にはなじみのない地域にも踏み込みことになり、中国鏡や楽浪遺跡を取り上げたことは多少理解に難しいものがあったようにも思えました。

 しかし、こうしたシンポジウムにご興味をおよせいただき、多数の方々に多数お集まりいただけたことに深く感謝いたします。有難うございました。

 東アジアから見た日本古代史の実態を今後も幅広くとりあげていくつもりです。引き続き日頃の講座をご愛顧いただけますようお願い申し上げます。

(トンボの眼 佐々木章)

邪馬台国シンポジウム講演 邪馬台国シンポジウム講演
パネルディスカッション 会場光景
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 東アジア史の観点から邪馬台国の王権と公孫氏や楽浪郡・帯方郡を通した魏王朝との外交関係を検討する。併せて鏡の祭祀、鉄や先進文物の流通といった2・3世紀の東アジアと倭の交流を考察する。

日時:2012年11月18日(日) 10:00〜17:00 (開場09:30)
会場:東京国立博物館平成館大講堂(東京都台東区上野公園13-9)
※当日は西門より入場(正門からは入れません。博物館見学には別途、入場券が必要)
交通:JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分、東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、
千代田線根津駅下車 徒歩15分、京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分
地図:こちらの地図を参照ください
定員:350名
資料代:『トンボの眼』メンバーズ倶楽部・講演会会員・購読会員/1,800円(事前払)
非会員/2,100円(事前払) 当日/:2,500円

● 講演会非会員の方への特典 資料代1800円で聴講いただけます。

 シンポジウムの資料代は非会員2,100円となっておりますが、『トンボの眼』の活動の一端をご理解いただくためにも本シンポジウムに限り、講演会会員の方と同様、資料代1,800円(事前払い)とさせていただきます。非会員の方のご参加を歓迎いたします。(満席になり次第締切、ご容赦ください。)
お申し込みはお早めに!


■ 講演

「東アジア世界から見た卑弥呼と台与の外交」 10:10〜11:00
 仁藤敦史先生(国立歴史民俗博物館大学院教授)

3世紀の東アジア地図/大阪府立弥生文化博物館「卑弥呼誕生」による
3世紀の東アジア地図/大阪府立弥生文化博物館「卑弥呼誕生」による

「楽浪・帯方郡と韓の考古学」 11:10〜12:00
 高久健二先生(専修大学教授)

(昼食 12:00〜12:40)

「青銅鏡からみた2・3世紀の東アジア」 12:50〜14:00
 森下章司先生(大手前大学准教授)

「2・3世紀の東北アジア情勢」 14:10〜15:00
 田中俊明先生(滋賀県立大学教授)

■ パネルディスカッション

「邪馬台国をめぐる国際関係」 15:15〜16:45
 司会 : 仁藤敦史先生
 パネラー : 高久健二先生、森下章司先生、田中俊明先生


■ 関連連続講座 『邪馬台国論の現在−魏志倭人伝を読む−』

シンポジウム聴講の参考となる講座です。シンポジウム聴講と併せ受講されることをお勧めします。

「邪馬台国論の現在−魏志倭人伝を読む−」
講師:仁藤敦史 先生(国立歴史民俗博物館教授)
第1回「邪馬台国研究の歩み」7月22日(日)
第2回「倭国と倭国王の成立」8月16日(木)
第3回「卑弥呼と公孫氏政権」9月30日(日)
第4回「卑弥呼と魏王朝」11月4日(日)
第5回「卑弥呼王権の特質−鬼道と親魏倭王−」未定


■ メンバーズ倶楽部にご入会いただくと割引特典があります。


お申し込み方法

※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。