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シンポジウム・『トンボ塾』案内

山口博先生特別講演会
『新視点から纒向の国に迫る−祭祀と大麻と忌部氏と−』

日時:2014年9月19日(金) 13:15〜15:15 (開場13:00)
会場:豊島区民センター(豊島区東池袋1-20-10)
交通:池袋駅東口より徒歩5分
地図:こちらの地図を参照ください
講師:山口博先生(聖徳大学名誉教授・富山大学名誉教授)
資料代:1800円(事前払い) 当日:2000円

 535粒という驚異的数の麻の種子が纏向祭祀遺跡から出土、祭祀と大麻の関係を認識させてくれた。ユーラシアの彼方から、大麻と祭祀の密接さを追ってきた私は、この情報に後押しされて『大麻と古代日本の神々』を書いた。
 その後も思考は続く。纏向の国の巫女の神憑りには、審神者(さにわ)がセッティングされたはず。セッティングはどの氏族の担当だろうか。祭祀のための物作り担当は忌部氏、大麻に初めて関わる氏族も忌部氏、それなら、セッティングは忌部氏だろう。纏向に近いホケノ山古墳と阿波忌部氏の萩原古墳は密接である。畝傍山近くの忌部山遺跡は高地性環濠集落。この形式の集落も萩原古墳地域にあった。阿波から東進し大和に居住した忌部氏こそ、纏向の国の司祭氏族ではなかったか。一大祭祀氏族である忌部氏が祭祀を司るなら、纏向の国は倭国最大の国だ。それは邪馬台国?忌部氏同様に卑弥呼も西海からの東進だろうか。6月に放映されたNHKテレビ「歴史秘話ヒストリア」の卑弥呼は、大麻で幻覚状況となり神憑りしていた。私はその審神者でかしずく忌部の司祭の姿を思う。ホケノ山古墳の被葬者は忌部氏の人だろうか。
大麻、忌部氏、纏向、邪馬台国、卑弥呼、新たなミッシングリンクが創れるだろうか。


山口博先生の横顔

 1932年生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。富山大学・新潟大学を経て、現在聖徳大学名誉教授・富山大学名誉教授。1985年から1年間、日本学研究センター(在北京)客員教授。文学博士。専攻は日本古代文学。

主要著書

 『王朝歌壇の研究』(桜楓社)、『古代文化回廊 日本』(おうふう)、『万葉歌のなかの縄文発掘』(小学館)、『万葉集の誕生と大陸文化』(角川選書)、『平安貴族のシルクロード』(角川選書)、『王朝貴族物語』(講談社現代新書) 最近刊 『こんなにも面白い日本の古典』(角川文庫)『創られたスサノオ神話』(中公叢書)など多数。


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