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シンポジウム・『トンボ塾』案内

2015年6月 車崎正彦先生特別講演会
「魏晋鏡から見た3世紀の倭国」

日時:2015年6月7日(日) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:渋谷区立勤労福祉会館(東京都渋谷区神南1-19-8)
※豊島区立勤労福祉会館より変更となっています。ご注意ください(4月7日現在)
交通:JR線 渋谷駅(中央口)または 東京メトロ 半蔵門線・銀座線・副都心線 渋谷駅(7出口)から徒歩8分パルコ向かい
地図:こちらの地図を参照ください
講師:車崎正彦先生(早稲田大学講師)

 日本の古墳から数多く出土する鏡の中に、青龍三年(235)銘博局四神紋鏡3枚、景初三年(239)銘三角縁神獣鏡1枚、景初三年(239)銘画紋帯神獣鏡1枚、景初四年(240)銘龍虎鏡2枚、正始元年(240)銘三角縁神獣鏡4枚、5種11枚の年号鏡がある。青龍三年鏡をのぞく4種8枚は『魏志倭人伝』に記録された「銅鏡百枚」で、魏帝から倭王卑弥呼へ下賜され、さらに卑弥呼が「国中の人に示し」、倭国内の君臣関係の形成に寄与した鏡、と私は考える。はたして、魏の青龍3年から西晋の太康3年(282)まで、魏晋の皇帝から倭王(卑弥呼・豊与)へ下賜された魏晋鏡の分布は、北は宮城県一塚古墳から南は鹿児島県新田神社まで、ほぼ7世紀の倭国の領域と同じである。この分布は、日本列島のかなり広域にわたる政治的統合が3世紀に成立していた証と思う。しかし、魏鏡と西晋鏡の分布にはやや差異があり、そこには倭王権の地域政策の変化も示されているに違いない。


共著

『考古資料大観 5 鏡』小学館2002・12
『鏡の語る古代史』季刊考古学43(車崎 正彦 高倉 洋彰) 1993・4
『古墳時代の考古学 (シンポジウム 日本の考古学)』 (白石 太一郎・東 潮・高木恭二・赤塚 次郎・車崎 正彦) 学生社
『シンポジウム 三角縁神獣鏡』(福永伸哉・ 岸本直文・小山田 宏一・岡村 秀典・車崎 正彦) 學生社2003・5
『古墳とは何か―祭と政の象徴』 (石野博信討論集・石野博信、金井塚良一、車崎 正彦)新泉社2013・3


お申し込み方法

※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。