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シンポジウム・『トンボ塾』案内

『講演&対談』5回連続シリーズ
「紀元前1世〜紀元4世紀−東アジアのなかの日本−」

 紀元前二世紀、漢帝国の拡大・進出により、朝鮮半島や倭など東夷世界は大きな影響を受け、部族社会から社会の階層化が進み、「王」と呼ばれる支配者、中国の史書で「国」と呼ばれるまとまりに発展する。王朝と直接に朝貢関係を結ぶ国も登場し、やがて、それぞれの地域で国の統合が進む。漢文化が大量に流入する一方で、東アジア諸地域の「違い」も拡大していく。3世紀はじめに漢帝国が滅亡し、三国時代、晋、南北朝時代という分裂の時代に移行する。その三〜四世紀に、朝鮮半島では高句麗・百済・新羅・加耶の諸国や倭で王権が誕生する。
 改めて前方後円墳の出現、地域間の交易や人の往来を軸に古代アジアのグローバリゼーションとローカリゼーションを全体的に討議する。
★本シリーズではスタンプカード押印サービスはございません。ご了承ください。


第1回 「纒向遺跡と国家形成への道」

満席・受け付け中止とさせていただいております(8月22日現在)。
 消防法上、会場定員を超えてのお席は準備できません。万一、会場にお越しいただいてもお断りすることになりますのでご了承のほどお願いいたします。
 全回申し込みの方も多く、先のことではありますが、単数回申し込みを予定される方も早めにご検討、お申し込みのほどお願い申しあげます。また、この講演会の趣旨を発展させた、
11月開講・松木武彦先生連続3回講座「邪馬台国時代−国家形成期の主要地域の動静−」
を設定しました、ご興味ある方は連続講座案内に掲載しております。ご検討ください。
詳細はこちら

日時:2017年9月23日(土) 13:30〜16:45 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ・多目的ホール(豊島区東池袋1-18-1)
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください
資料代:1,800円(事前払い)当日:2,000円(ただし事前予約要)
講師:橋本輝彦先生(桜井市教育委員会文化財課)
講師:松木武彦先生(国立歴史民俗博物館教授)
講演1:
「纒向遺跡と初期ヤマト王権」 13:30〜14:30
講師:橋本輝彦先生(桜井市教育委員会文化財課)
 これまでの纒向遺跡における調査と研究の成果を総括するとともに、弥生時代から古墳時代への変革期に纒向遺跡が果たした役割について探ります。また、邪馬台国や初期ヤマト王権との関係についても、現時点で何がどこまで言えるのかを考古学からの視点でお話ししたいと考えます。
講演2:
「国家形成と邪馬台国」 14:40〜15:40
講師:松木武彦先生(国立歴史民俗博物館教授)
 弥生時代から古墳時代へという3世紀の変革期について、〃鎧体制、地方の組織化、C羆政府、す駝碓媼韻覆鼻国家としての体裁がどのように整ったのかという観点から、歴史的な意義づけをします。列島最初の国家はどこにどのようにできつつあったのか、考古学で探ることによって、邪馬台国の位置づけも考えます。
対談:
「纒向遺跡と国家形成への道」 15:50〜16:50
講師:橋本輝彦先生・松木武彦先生

橋本輝彦先生の横顔

 1969年奈良県吉野郡吉野町生まれ。現在、桜井市教育委員会文化財課調査研究課長。桜井市纏向学研究センター主任研究員。研究テーマは弥生時代終末から古墳時代前期にかけての土器や墳墓など。ヤマト政権発祥の地である纏向遺跡の調査を担当し、180次に及ぶ調査の多くに関わっている。また近年では纏向遺跡中枢部の構造解明を目指した学術調査を企画・担当するととみに調査だけでなく遺跡の保護と活用についても積極的に取り組んでいる。

主要著書

 『邪馬台国とは何か 吉野ヶ里遺跡と纏向遺跡』、『邪馬台国と纏向遺跡』など著書多数。

松木武彦先生の横顔

 愛媛県生まれ。1984年、大阪大学文学部国史学科を卒業。1986年、同大学院文学研究科修士課程修了。1990年、同大学院文学研究科博士課程を中退し、岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手に就任。1995年より岡山大学文学部助教授、2007年同社会文化科学研究科准教授、2010年教授。2014年より国立歴史民俗博物館考古研究系教授。専攻は考古学。最近の研究テーマは、弥生時代〜古墳時代の日本列島史と吉備地域史の考古学的調査研究、戦争と平和の考古学的研究、進化・認知科学を用いた考古学理論の再構築、日本列島およびブリテン島先史社会の比較考古学的研究。2005年「日本列島先史時代の武器と戦い」で大阪大学博士(文学)を取得。2004年に岡山市文化奨励賞、2008年『列島創世記 旧石器・縄文・弥生・古墳時代』でサントリー学芸賞をそれぞれ受賞している。読売新聞読書委員。

主要著書

 『人はなぜ戦うのか 考古学からみた戦争』講談社選書メチエ、2001、『日本列島の戦争と初期国家形成』東京大学出版会、2007、『全集・日本の歴史 〈1〉列島創世記 旧石器・縄文・弥生・古墳時代』小学館、2007、『進化考古学の大冒険』新潮選書、2009、『古墳とはなにか 認知考古学からみる古代』角川選書、2011、『未盗掘古墳と天皇陵古墳』小学館 2013  共編著 宇田川武久『人類にとって戦いとは〈2〉戦いのシステムと対外戦略』東洋書林 1999、設楽博己・藤尾慎一郎『弥生時代の考古学 1、2、6-8』同成社、2008


『講演&対談』5回連続シリーズ「紀元前1世〜紀元4世紀−東アジアのなかの日本−」
第1回 「纒向遺跡と国家形成への道」 9月23日(土)
第2回 「楽浪・帯方郡と韓半島・倭の交流」 10月8日(日)
第3回 「倭国王の朝貢交易、倭と韓の交易」 10月22日(日)
第4回 「中国の皇帝稜と倭王墓の発生・発展」 12月10日(日)
第5回 「韓半島と倭のつながり」 12月17日(日)


お申し込み方法

※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。