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シンポジウム・『トンボ塾』案内

高久健二先生連続3回講座 
「古代加耶の文化と倭」

講師:高久健二先生(専修大学教授)
資料代:各回2,500円(事前払い) 当日払い2,800円(実施1週間以内申し込みは当日払い扱いとなります。事前予約要)

 加耶は朝鮮半島南部に位置していますが、百済や新羅と異なり小国に分立していました。加耶諸国ではそれぞれ特色のある文化が形成され、日本列島の倭とも活発な交流をおこなっていました。近年、韓国では世界遺産登録に向けて、加耶古墳の発掘調査が数多くおこなわれています。この講座では韓国における最新の発掘調査成果をもとに、加耶諸国の文化について論じます。また、日本列島の倭との交流関係についても取り上げていきます。

一口メモ「加耶とは」
 加耶の範囲は時期的に異なるが、5世紀になると、北は伽耶山、東は洛東江(ナクトンガン)で新羅との境界を形成し、西は蟾津江(ソムジンガン)流域で百済との境界を形成するが、南は海を挟んで倭と面する。ところが、高句麗、百済、新羅とは異なり、滅亡するまで一つの国に統合されなかった。加耶は金官加耶と阿羅加耶が中心国であった前期と大加耶が中心国になる後期に分けられる。前期は金海市大成洞(テソンドン)古墳群に王墓が造営される三世紀中葉から、高句麗の南征をうけて金官加耶が衰退する五世紀初まであり、後期はこれから大加耶が滅亡する562年までである。
 『日本書記』崇神65年には、筑紫国から2000里、鶏林の南西側に位置する任那国が使節を派遣したという。この記録によれば、倭と初めて交渉したのは加耶国であり、その国は鶏林すなわち新羅の南西側に位置し、海に面することから、金官加耶と考えられる。加耶は考古資料からも、倭と交渉した最初の国であるのみでなく、最も長く深い関係の国であったことが明らかである。(朴天秀『加耶と倭』2004)

専修大学(土生田先生・高久先生指導)による高崎市・漆山古墳の発掘現場見学に出かけませんか(下線部をクリック)
【国内旅行】8月31日(金)日帰り/右島和夫先生同行解説・漆山古墳発掘現場と浅間山古墳・綿貫観音山古墳・群馬県立博物館巡り


第1回 「弁韓の文化と対外交流−弁韓勢力の成長と楽浪郡・倭との交流−」

日時:2018年5月12日(土) 14:00〜16:00 (開場13:45)
会場:雑司が谷地域文化創造館・第4会議室(豊島区雑司が谷3-1-7 千登世橋教育文化センター内)
交通:東京メトロ副都心線雑司が谷駅2番出口直結またはJR山手線目白駅より徒歩目白通直10分、千登世橋たもと
地図:こちらの地図を参照ください

第2回 「金官国の文化−金海大成洞古墳群の調査成果と倭との交流−」

日時:2018年6月9日(土) 14:00〜16:00 (開場13:45)
会場:品川区立中小企業センター・大講習室(品川区西品川1-28-3)
交通:JR大井町駅乗換え、東急大井町線各停一駅、下神明駅徒歩2分
地図:こちらの地図を参照ください

第3回 「安羅国の文化−咸安道項里古墳群の調査成果−」

日時:2018年6月30日(土) 14:00〜16:00 (開場13:45)
会場:品川区立中小企業センター・中会議室(品川区西品川1-28-3)
交通:JR大井町駅乗換え、東急大井町線各停一駅、下神明駅徒歩2分
地図:こちらの地図を参照ください

※連続3回講座終了後、月1回をめどに継続講座を予定しています。日程決定次第順次発表します。
第4回 「大加耶国の文化−高霊主山城と池山洞古墳群の調査成果と倭との交流−」
第5回 「古自国の文化−固城松鶴洞1号墳の調査成果と南海岸をめぐる東西南北交流−」
第6回 「多羅国の文化−陜川玉田古墳群の調査成果と大加耶・新羅との交流−」
第7回 「比斯伐国の文化−昌寧校洞・松峴洞古墳群の調査成果と新羅との交流−」
第8回 「倭の加耶系文化と相互交流−日本出土の加耶系文物と加耶出土の倭系文物−」


高久健二先生の横顔

 1967年生まれ。九州大学大学院文化科学研究科修士課程修了、韓国・東亜大学校大学院史学科博士課程修了・文学博士取得。九州大学大学院比較社会文化研究科助手、埼玉大学教養学部准教授、教授を経て、現在、専修大学文学部教授。専門は韓国・朝鮮考古学、東アジアの古墳文化。

主要著書

 『楽浪古墳文化研究』(学研文化社)他論文多数。


お申し込み方法

※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。