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連続講座・特別講演会・講演&対談・シンポジウム

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シンポジウム・講演会

<コロナ渦発生から今年の5月の5類移行まで思ってもみなかった自粛生活を余儀なくされました。そして今、完全と言えないまでも、元の生活が戻ってきているようにも見受けられます。
さて、『トンボの眼』の活動も自粛に自粛を重ねてまいりましたが、やっと活動再開への意欲がでてきました。

講座では「オンライン・オンデマンド講座」の適時継続と「対面講座=会場開催」の再開をはかります。第一弾として「特別企画・講演&対談「倭国と加耶の古代史-その成立から滅亡まで-」を企画・募集を開始しました。皆様の反響を見て講座を増やしていく予定です。よろしくお願いいたします。
旅行では「遺跡・史跡・自然の旅」、『関東の古墳をめぐる』シリーズなどで野外にも出かけていただきたいものです。

『オンデマンド講座』受講のお勧め

コロナ感染者数が比較的低く推移しているというものの、
世界に広がるオミクロン株の不安もあり、多分に気分的なものですが会場開催を躊躇しています。
近づく冬期の寒さ、こうしたことから12月から来年2月までの講座は、むしろ自宅で受講できる安心・安全なオンライン(同時配信)・ご都合が付くお好きな時間に、いつでも、リピートして視聴出来るオンデマンド講座(収録配信)をご推奨しています。

開催会場

講座ごとに明記しています。

オンライン講座

会場で行われている講座を同時に放映、ご自宅でリアルタイムに受講いただけます。

オンデマンド)講座

会場で収録した録画を講座終了後、配信有効期間(3週間)内のご希望日に、ご都合にあわせて受講いただきます。

★ 資料は会場参加の場合は会場配布、オンライン、オンデマンドの場合はともにデータ便でご送付いたします。
事前に印刷して受講に備えてください。
★ 講座申し込み時に会場、オンライン、オンデマンドいずれの方法で受講を希望されるかを必ずご指定ください。

No.26 仁藤敦史先生連続6回講座「遷都の古代史-なぜ都は移るのか?-」

講師

  • 仁藤敦史先生(国立歴史民俗博物館教授)

資料代

  • ★会場での講座を再開します。また、オンライン・オンデマンド講座も継続併設します。お申込時に①会場受講または②オンライン・オンデマンド受講、いずれかの受講方法を選択のうえお申込みください。(申し込みフォームの注に①会場受講②オンライン・オンデマンド受講と記入ください)。会場受講をご希望の場合、申込人数が少なく会場開催不可の場合はオンライン・オンデマンド受講となります。あらかじめご了承ください。
  • 資料代
    オンラインオンデマンド会場受講いずれも
    全6回 17,500円(500円割引)
    前半3回9,000円 後半3回9,000円 各回3,000円
    “WITH・YOUくらぶ”会員割引特典 全6回 17,000円(1,000円割引)
    受講方法を明記のうえお申し込みください。

テーマ

古代では平安京に遷都するまで都はたびたび遷りました。歴代遷宮と呼ばれる七世紀前半までのあり方から、次第に飛鳥小墾田宮など飛鳥へ集中する時期があり、その後は中国風の都市のかたちを取り入れ、碁盤の目ような都市域を形成するようになります。十年のみやこ長岡京から千年の都となった平安京への定都に至り、都は近世まで動かなくなります。動く都から動かない都への転換の理由を考えていきます。

第1回「歴代遷宮と小墾田宮」

  • 日時:2024年9月15日(日) 13:30~15:30
  • オンライン配信:(開始10分前に接続・待機)
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分

第2回 「難波宮と大津宮」

  • 日時:2024年10月12日(土) 10:00:~12:00
    ※当初予定の10月6日から日時変更となっています(ご注意ください9月16日現在)
  • オンライン配信:(開始10分前に接続・待機)
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分

第3回 「天武朝と飛鳥浄御原宮」

  • 日時:2024年11月10日(日) 13:30~15:30
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第4回「藤原京の成立過程」

  • 日時:2024年12月1日(日) 13:30~15:30
  • オンライン配信:(開始10分前に接続・待機)
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分

第5回「平城京の成立と政変」

  • 日時:2025年1月5日(日) 13:30~15:30
  • オンライン配信:(開始10分前に接続・待機)
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分

第6回「桓武朝遷都論 」

  • 日時:2025年2月2日(日) 13:30~15:30
  • オンライン配信:(開始10分前に接続・待機)
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分

MAP


仁藤敦史先生の横顔

1982年早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。
1989年早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程年満期退学。
1989年早稲田大学第一文学部助手、国立歴史民俗博物館歴史研究部助手、助教授、准教授を経て、現在、国立歴史民俗博物館研究部教授、総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻教授併任。博士(文学)。


主要著書

  • 『古代王権と都城』
  • 『律令国家の王権と儀礼』
  • 『日本の時代史』4 『卑弥呼と台与-倭国の女王たち』
  • 『女帝の世紀-皇位継承と政争』
  • 『卑弥呼の「戦争と平和」-「魏志倭人伝」を読む「歴博ブックレット(3)」-』
  • 『日本史講座(第1巻)』
  • 『東アジアにおける国家の形成』など多数。

No.27 高久健二先生連続3回講座「古墳時代の東アジアと対外交流4」

講師

  • 高久健二先生(専修大学教授)

資料代

  • お申込時に①会場受講または②オンライン・オンデマンド受講、いずれかの受講方法を選択のうえお申込みください。(申し込みフォームの注に①会場受講②オンライン・オンデマンド受講と記入ください)。
  • 資料代
    ①会場受講②オンライン・オンデマンド受講いずれも
    全3回 9,000円 各回 3,000円
    “WITH・YOUくらぶ”会員割引特典 全3回8,500円

テーマ

日本列島の古墳時代は、大型前方後円墳の造営が示すように、畿内地域を中心とする倭王権が確立し、国家形成へと向かう時期です。また、この時代は東アジア各地においても様々な古墳文化が展開しており、これらの要素は対外交流を通じて、日本列島の古墳文化にも受容されていきます。この講座では、都城や古墳を通じて中国大陸や朝鮮半島など東アジアの文化を概観したうえで、対外交流を通じて日本列島に受容された新来文化や技術、およびその担い手であった渡来人の痕跡をとりあげて、古墳時代における渡来系文化の意義について論じます。「古墳時代の東アジアと対外交流4」では6世紀代における中国大陸と朝鮮半島の情勢について取り上げます。

第1回「中国南北朝時代の文化」

  • 日時:2024年9月21日(土) 13:30~15:30
  • オンライン配信:(開始10分前に接続・待機)
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分

第2回 「6世紀代における高句麗の文化」

  • 日時:2024年10月19日(土) 13:30~15:30
  • オンライン配信:(開始10分前に接続・待機)
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分

第3回 「6世紀代における百済の文化」

  • 日時:2024年11月9日(土) 13:30~15:30
  • オンライン配信:(開始10分前に接続・待機)
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分

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高久健二先生の横顔

1967年生まれ。
九州大学大学院文化科学研究科修士課程修了、韓国・東亜大学校大学院史学科博士課程修了・文学博士取得。
九州大学大学院比較社会文化研究科助手、埼玉大学教養学部准教授、教授を経て、現在、専修大学文学部教授。
専門は韓国・朝鮮考古学、東アジアの古墳文化。


主要著書

  • 『楽浪古墳文化研究』(学研文化社)他論文多数

No.28 仁藤敦史先生連続3回講座「遷都の古代史-なぜ都は移るのか?(後半)-」

講師

  • 仁藤敦史先生(国立歴史民俗博物館教授)

資料代

  • ★会場での講座を再開します。また、オンデマンド講座は継続併設します。お申込時に①会場受講または②オンデマンド受講、いずれかの受講方法を選択のうえお申込みください。(会場開催日に都合がつかなくなった場合はオンデマンド受講できます)。
  • 資料代
    オンラインオンデマンド会場受講いずれも
    全3回 9,000円(500円割引)

テーマ

古代では平安京に遷都するまで都はたびたび遷りました。歴代遷宮と呼ばれる七世紀前半までのあり方から、次第に飛鳥小墾田宮など飛鳥へ集中する時期があり、その後は中国風の都市のかたちを取り入れ、碁盤の目のような都市域を形成するようになります。十年のみやこ長岡京から千年の都となった平安京への定都に至り、都は近世まで動かなくなります。動く都から動かない都への転換の理由を考えていきます。

※当講座はNo.26 仁藤敦史先生連続6回講座「遷都の古代史-なぜ都は移るのか?-」 をまとまりのある前・後半に分割し、後半3回をひとまとめとした講座です。会場開催を前提とし、会場開催日に都合のつかない方にはオンデマンド講座で対応します。

第1回「藤原京の成立過程」

  • 日時:2024年12月1日(日) 13:30~15:30
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第2回「平城京の成立と政変」

  • 日時:2025年1月5日(日) 13:30~15:30
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第3回「桓武朝遷都論 」

  • 日時:2025年2月2日(日) 13:30~15:30
  • 会場:品川区立中小企業センター予定(3週間前決定)
  • 下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

MAP


仁藤敦史先生の横顔

1982年早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。
1989年早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程年満期退学。
1989年早稲田大学第一文学部助手、国立歴史民俗博物館歴史研究部助手、助教授、准教授を経て、現在、国立歴史民俗博物館研究部教授、総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻教授併任。博士(文学)。


主要著書

  • 『古代王権と都城』
  • 『律令国家の王権と儀礼』
  • 『日本の時代史』4 『卑弥呼と台与-倭国の女王たち』
  • 『女帝の世紀-皇位継承と政争』
  • 『卑弥呼の「戦争と平和」-「魏志倭人伝」を読む「歴博ブックレット(3)」-』
  • 『日本史講座(第1巻)』
  • 『東アジアにおける国家の形成』など多数。

講演&対談シリーズ1「加耶諸国と「任那日本府」の虚実−諸国の個性と勢力の消長を考える−」

テーマ

朝鮮半島の南部には三世紀から六世紀にかけて「加耶」と呼ばれる小国群が存在しました。交易活動や鉄資源にもめぐまれていたため、東西の強国である新羅や百済に挟まれても、長く独立を保つことができました。倭国との交流も密接で、『日本書紀』には百済系の史料に「任那日本府」「任那の調」などと表現された記載が残されています。今回は、考古学と文献史からの検討により、金官加耶・大加耶・安羅加耶など、加耶諸国の個性と勢力範囲などを考古学と文献史学の双方から考えてみます。

期日

  • 2025年3月20日(木・祝)

時間

  • 13:00~16:45(開場:13:00)

会場

  • 東京都 中央区立社会教育会館(8階)・日本橋ホール
    〒103-0013 中央区日本橋人形町1-1-17

交通

  • 地下鉄浅草線・日比谷線人形町駅徒歩4分
    地下鉄半蔵門線 水天宮前駅徒歩5分     

会場地図

ご挨拶

  • (13:25~13:30)

講演1

  • (13:30~14:20)

「文献から見た加耶(任那)諸国の動向と滅亡過程」

  • 講師:仁藤敦史先生(国立歴史民俗博物館教授)
    『日本書紀』には百済系史料をもととする加耶(任那)諸国の動向が比較的詳細に残されています。
    今回は直轄支配をおこなった証拠とされる「任那日本府」論を相対化するため、『日本書紀』からうかがえる任那の範囲を考察し、滅亡に至るプロセスを再検討します。

■ 休憩

  • (14:20~14:30)

■ 講演2

  • (14:30~15:20)

「考古学からみた加耶」

  • 講師:高田貫太先生(国立歴史民俗博物館教授)
    それぞれの加耶の圏域、周辺社会(百済・新羅・栄山江流域社会など)との政治的な関係について、現在の考古学の学界でどのように考えられているのか、について紹介します。また、倭との交流についても、当時朝鮮半島に渡った倭人の足跡などから検討します。

■ 休憩 (質問アンケート回収)

  • (15:20~15:30)

■ 講演&対談

  • (15:30~16:10)
    「加耶諸国と「任那日本府」の虚実
    仁藤敦史先生・高田貫太先生

■ 終了

  • ご挨拶

仁藤敦史(にとう あつし)先生

1960年生まれ。
早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程年満期退学。博士(文学)。
早稲田大学第一文学部助手、国立歴史民俗博物館歴史研究部准教授を経て、現在、国立歴史民俗博物館研究部教授、総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻教授併任。


主要著書

  • 『古代王権と都城』(吉川弘文館 1998年)
  • 『女帝の世紀―皇位継承と政争』(角川選書 2006年)
  • 『卑弥呼と台与』(山川出版社日本史リブレット人 2009年)
  • 『都はなぜ移るのか 遷都の古代史』(遷都)(吉川弘文館 歴史文化ライブラリー 2011年)
  • 『古代王権と支配構造』(吉川弘文館 2012年)
  • 『藤原仲麻呂』(中公新書 2021年)
  • 『東アジアからみた「大化改新」』(吉川弘文館 歴史文化ライブラリー 2022年)
  • 『古代王権と東アジア世界』(吉川弘文館 2024年)
  • 『加耶/任那』(中公新書 2024年)他著書・論文多数。

高田貫太(たかた かんた)先生

1975年生まれ。
岡山大学大学院文学研究科修士課程修了。
韓国慶北大学大学院考古人類学科博士課程修了。博士(文学)。
岡山大学埋蔵文化財調査研究センター、奈良文化財研究所都城発掘調査部を経て、現在国立歴史民俗博物館教授。専門は、古代の日朝関係史。


主要著書

  • 『古墳時代の日朝関係—新羅・百済・大加耶と倭の交渉史—』(吉川弘文館 2014)
  • 『海の向こうから見た倭国』(講談社現代新書 2017)
  • 『「異形」の古墳 朝鮮半島の前方後円墳』(角川選書 2019)
  • 『アクセサリーの考古学 倭と古代朝鮮の交渉史』(吉川弘文館 2021)門分野:考古学、他論文多数。

資料代

  • 2,000円(事前払い制)

振込先

  • 郵便振替番号 00240-7-75335
  • 口座名    トンボの眼
  • 定員

  • 200名(満員になり次第締切)